オリジナル小説(BL)番外編第25話

『キンモクセイの魔法に誘われて』番外編

『リゾートの海に誘われて』


※このお話はフィクションです。



「ダイヤモンドヘッドか・・明日行こうか?」
「え?!いいの?」
「ああ、疾風と彩ちゃんも誘ってさ・・・」
そう言った秀の横顔が少しだけ大人びて見えた。
(ありがとう・・秀)


翌朝、ダイヤモンドヘッドに向かう自由行動の参加者は
彬生と秀の他に翔太と薫、疾風と竜也の6人だった。
ホテルを出てバスに乗ると、席は2人がけだった。
自然と座った席だったが、彬生の隣には秀が座り、翔太と薫、疾風は竜也と座った。

「なぁ疾風、何で彩ちゃん来なかったの?」

「秀は彩ちゃんって呼ぶな!」
後ろの席に座った疾風に秀は振り返って話しかけると、
疾風は不機嫌な顔を隠しきれずにそう言った。

「じゃあ何て呼べばいいんだよ」
秀はクスクスと笑った。
「先生」
「先生?!そりゃ確かに間違いじゃないけど・・・」

バスがタイミング良く止まった。
秀は立ち上がると後ろの席に行き、竜也に席を替わってもらいながら

「オレはそんな全国共通な呼び方しか許されないんですか?疾風クン」
と疾風の隣に座った。
疾風は隣に座った秀から顔を背けて窓を眺めていた。

「別にいいじゃん。せんせーで
「それよりさ、なんで来なかったんだよ」
秀は譲りそうにない疾風に対して話題を変えた。

「なんでも、富田から用を頼まれたらしい」
疾風は不機嫌にぽつりと答えた。

「そっか、残念だったな。せっかくハワイのきれいな景色
見せてやろうと思ったのにな」
秀はバスの背もたれに寄りかかった。
「パラセーリングで見せたじゃないか」
「悪かったよ。別に悪気があった訳じゃなくてさ~」
「オレじゃなくて先生に謝ってよ」

「ああ、そうする」
秀は目を閉じた。

「なぁ、秀」
疾風の声のトーンが変わった。
「せんせーってさ、オレのことどう思ってるかな?」
秀はその言葉に目を開けて疾風を見た。
疾風は窓を見たままだった。
「どうって?」
「いや、別に・・何となくだけど」
「何でそんなことオレに聞くわけ?」

そこにタイミングよく次の停留所のアナウンスが流れた。
「秀、次だって!」
彬生が振り返って秀に告げた。
「何お通夜みたいな顔してんだよ。行くぞ!」
竜也も立ち上がりながら声をかけた。
秀と疾風も席を立った。

螺旋階段を登ると視界が拓けた。
目の前には珊瑚礁のアクアマリンのような海とワイキキの町並みが広がっていた。

「薫、大丈夫?喉かわいてない?」
翔太は薫の手を取って階段を出た。
「大丈夫だよ。翔太は過保護すぎ」
彬生が笑った。
薫は黙ってうつむいた。

「せんせーにも見せたかったな」
疾風は風を受けてなびく髪を掻き上げて呟いた。
そんな疾風の肩に秀はそっと手を置いた。

2人はアクアマリンのように透き通る海を見つめていた。
それぞれの想いを秘めながら・・・

<つづく>




何だか締まりのない内容になってしまいました

展開は決まっているのですが、文章が追い付かなくて(汗)

なぜか無理矢理な展開になりつつあります。

ダラダラした文章でした(反省)












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この記事へのコメント

2007年03月20日 23:38
るる様☆こんばんは

疾風、ちょっと寂しそうですね(T_T)
それもそのはず
みんなそれぞれペアになっているのにね
ん?竜也・・・?これはさかのぼってチェックしてきますね~!(^^)!
富田先生罪作りだなぁ・・・(-"-)
疾風は可哀相だけど、綺麗な景色が伺えましたよぉ
暑い夏、青い海8(^∇^8)なんだか夏が待ち遠しいデス
2007年03月21日 00:10
ゆの様☆こんばんは
竜也はまだピンです。
たまにはこんなヤツもいますね。
何かグダグダな内容ですよね。
書いていて集中できなくて(汗)
そうですか?少しでも海が感じられたらうれしいです。ゆのさん本当に優しいですね(^o^)
2007年03月21日 04:58
まあ、先生と生徒だ一緒に行動できないのも仕方ないですよね!そんなもんです、現実は。
あちらはお仕事だし・・・。
しかも、引率でしょ?そりゃ気が抜けないわ・・・。
疾風君、好きになった相手は大人だ、しばらくはあきらめたまえ。。。

いいなぁ、リゾート地!!アクアマリンの海☆気持ち良さそう♪♪♪
2007年03月21日 13:55
れいレイ様☆

その通りです。
一応藤井先生なので、とても気にしているんです。だから疾風とばかり仲良くするわけにはいかなくて、大人の事情ッテヤツです。
だけど疾風クンには納得がいかないらしいです(笑)
海見えましたか~?
もっときれいな描写とか表現があると良かったと反省していますm(__)m
2007年03月22日 01:03
るる様、こんばんゎ☆

疾風の先生に対する思いが溢れ出る
そんな1㌻って感じで胸キュンです。
強引な彼でも不安いっぱいだったのね…。
何せ皆の先生だもんねぇ。(笑)
彩チャンと2人で過ごす時間が
これから増えていく事を願うゎ☆

海を眺めると、自分の存在が小さく感じる
不思議な時間が得られます。
この2人も、大きな海に何かを思う…。
2007年03月22日 18:56
凛子様☆こんばんは
そうですね。
疾風は優しいんです。
本当は・・・だから先生が同行できない
理由も悟って入るんですが、
いろいろと不安なんですね。
海とか空とかってそういう表現にぴったりですよね。だから使いたくなっちゃいます(笑)

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