オリジナル小説(BL)番外編第27話

『キンモクセイの魔法に誘われて』番外編

『リゾートの海に誘われて』


※このお話はフィクションです。

<竜也×薫>

「いいの?!翔太じゃなくて」
竜也ははじかれたように顔を上げた。その顔はうれしさを隠せない。
「何言ってるのタツ。翔太は関係ないよ」
薫は少しだけ頬が赤くなった。



「何か落ちたよ!」

ダイヤモンドヘッドへ向かうゆるやかな坂道で竜也は鞄からミネラルウォーターを取り出した。
その拍子に一緒に入っていた紙が落ちた。

「あれ?これって学校の新聞じゃん。何で持ってるの?」

不思議そうな彬生の問いかけに薫はハッとして走り寄った。

「タツ?まさかこれ」

彬生の手から新聞を取りあげると薫はその新聞の表紙を見つめた。
間違いなく自分が竜也に最初に渡した新聞だった。
その証拠に絵の隅に『タツへ』と書いてある。

(なぜこんなところまで持ってきたのだろう?)

竜也はそれを取りあげながら
「ばっか、鞄に入れっぱなしだっただけだって!!」
と明らかに嘘だとわかるような言い訳をした。

(だってその鞄学校には持ってきてないじゃん。)
薫は心の中で突っ込んだが、
「ありがとうタツ。持っていてくれて」
と素直にうれしそうに微笑んだ。

「行くぞ」
翔太は一言で薫の手をつかんで離れようとした。
「ちょっと待って翔太。ごめん少しだけ先に行ってて」
めずらしく薫から翔太に命令した。

翔太は一瞬目を見開いたが、人に気づかれまいと
無言でひとり早歩きの疾風を追った。

(僕はそんな君だからずっと憧れていたんだ。
タツならきっと大切にしてくれると思った。)

決して嫌みではなく、いつも自然で明るくキラキラしている。
翔太とは対照的な竜也。
薫は2人とも好きだが、竜也は薫にとって憧れ的な存在だった。
だから少しでも会話できるとうれしかった。

「いいのか
竜也は先を歩く翔太を見た。
「大丈夫。だって僕は誰のものでもないから」
「お前って顔に似合わず、性格キツイ?」
竜也は汗を拭いた。

「わぁ!タツ見てみて」

「話題変えるなよ」
いきなり道ばたに走り寄った薫に竜也は苦笑いだったが、
その方向を見て顔がほころんだ。

「かわいい。何だこれ?」
そこには子猫が2匹じゃれあっていた。
通常は人の気配で逃げる猫なのに、
2人が近寄ってもじゃれあうのに夢中で気づかない。
その仕草の愛らしいこと何の・・・
それを見つめる2人の顔つきまでもが優しく変化した。

「可愛いね!」

「うん」

いつの間にか薫は竜也と手をつないでいた。
ごつごつしたスポーツマンの手。
一方竜也も薫の手を握り絵を描く時の指先を思い出す。
いつの間にか2人は見つめ合っていた。



気がついたら小説が止まっていました(汗)

実はこの先まで書いてあるのですが、ブログに載せるの忘れてました

時間が経って段々誰が誰かわからなくなりつつありますが、
薫は彬生と同じタイプの可愛い男の子

前のお話で井上翔太という生徒会長で優等生とだったのですが、
実はスポーツバカでシャイな大田竜也も薫といい感じだったのでした。
この三角関係はいかに・・・・

といった内容です。

次回はまた疾風&藤井のお話に戻ります


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2007年04月03日 22:00
2人の行方が気になりますね。
2007年04月03日 22:12
長田ドーム様
はじめまして・・・
あの、これボーイズラブなんですが・・(汗)
大丈夫でしょうか?
コメントありがとうございます。
ちょっと動揺しております(苦笑)
2007年04月03日 23:32
るる様、こんばんちゃ(。>ω<)ノ

読みながら顔がニヤニヤですよぉ~。
なんて可愛いカップルなんだって叫び中☆
ジャレてる子猫、まさに2人みたい…。
自分に無いものを持ってるからこそ
お互いに惹かれてるんだねぇ~。
しかし、実際は三角関係!?
気になりますぅ!!!!!!!!!!!
2007年04月04日 05:25
るる様☆おはようございます

ほんわかムードの二人良いですね~(#^.^#)
ナチュラルな竜也に魅かれる薫も罪つくり
ですぅ
三角関係も気になるけど、忘れちゃいけない彩先生~
どうなるのか待ち遠しいです!(^^)!
2007年04月04日 12:53
凛子様☆こんにちは
子猫は反則でしたか?
でも、この2人にはすごーく似合いそうだったので
登場させてしまいました。
いい感じなんですが、薫がどっちつかずで(汗)
三角関係になってしまいました。
2007年04月04日 12:57
ゆの様☆こんにちは
そうです、何かカップルが全部似てきていませんか?
なるべく個性が出せればいいと思い
それぞれの特長は変えていますが、
作者の性格が邪魔なのかな?
彩先生の疾風は書いていて楽しい(^o^)
これからの展開楽しみにしていて下さいvv

この記事へのトラックバック