「愛しい分だけ切ないから」第11話

※この小説はオリジナルボーイズラブ小説です。

「せんせー、ここ?何か高そうじゃない」
疾風はオートロックのエントランスを見ながらそう言った。
「普通じゃないのか?」

藤井は逆に疾風に聞き返すと疾風は呆然と
「少なくても俺の知っている奴でオートロックの家に住んでるのは、
翔太ぐらいか?あいつの家は屋敷だからな」
「北条翔太?」
「ああ、ムカついてきた。せんせーあいつの話はナシ。早く入れて」
とドアの前に立つ。

藤井はカードをかざしてドアを開いた。
「すげー」
わんぱく小僧のような疾風はうれしそうにドアを眺めながら入っていった。
藤井はてっきりどこの家でもマンションはオートロックだと思っていた。

それにしても北条翔太の家がお屋敷ということは彼が
藤井のことを知ったのは親の関係からと言う可能性が高くなった。

「ねぇ、せんせーここからどうやって部屋まで行くの?」
広いエントランスでキョロキョロと周りを見回していた疾風は
普通部屋へ行くために乗るエレベーターを探していたのだ。

広々とした吹き抜けのエントランスには洒落た間接照明と数脚置かれた応接セット、
奥にはオブジェとして置かれていた足の長いテーブルの上に置かれた
花瓶の花その手前の壁が鏡になっていた。

藤井は笑いながら奥の鏡の前に立った。
よく見ると一カ所だけ四角い縁が見えた。
そこに手をかざすと鏡の中にデジタルの数字が浮かび上がった。

「おお・・・!」

それを見た疾風はすっかり興奮している。

目を輝かせて藤井を見ると
「こんなの生まれて初めて見たよ」
と感激している。

その姿があまりにも純粋だったので藤井はクスッと笑った。
エレベーターが開くと中も全て鏡張りだった。
2人が乗り込むと四方と天井からその姿が映し出された。

「せんせー、サイコー!!」
相変わらず疾風の興奮はおさまらない。
上を見たまま話しかけた。
「ねえせんせー何階?」
「25階」
「ラッキー!!」
飛び上がった疾風の次の言葉に絶句した。

「せんせー、ここでせんせーのこと触ったら色んな角度からせんせーのことが見えるね」
(そんなことを考えていたとは・・・無邪気なんだか、大人なんだかわからない男だ)

藤井はなるべく疾風から離れるように後ろに下がった。
けれど狭いエレベーターの中ではすぐに壁に突き当たる
「・・・っ!」
疾風が藤井の手首を掴んで自分の方に引き寄せた。
ずっと少しずつ刺激を与えられて藤井の体は敏感になっていたので
これ以上疾風に触られることが怖かった。

画像



<つづく>


画像



前に書きためていた分がなくなってしまいました。
書きためていたのに
アップするのが遅かったですね(汗)

さて、藤井彩せんせーは一体どんな部屋に住んでいるんでしょうね

イラストアップしましたが、手抜き(汗)
ヒドイ。。。



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この記事へのコメント

2007年08月24日 18:27
るる様☆こんにちは♪

彩チャンと疾風いよいよ・・・
それにしても彩先生は高級マンションに住んでいるんですね(@_@。スゴイ!!
何部屋あるのだろう・・・興味津々
彩先生、頬をピンクに染めて可愛いですっ
(^_-)-☆
2007年08月24日 21:09
ゆの様☆こんばんは

そうそう、彩ちゃんはボンボンなんです。
だからちょっと、いえかなり世間ズレしているんです(笑)
ここからお笑い系にいってしまいそうで
怖いです(笑)
イラストは全部PCで描いたら
いくら描いても気に入らなくて
そのままアップしましたが
誰なんだろう?
2007年08月27日 13:59
こんにちは、るるさん!!

ふふふ、子供じみた疾風くんが時々見せる、オトナな雰囲気に彩てんてーはやられちゃうんですねw
あと、イラストのてんてーが可愛くて萌えました 《爆
頬染めってステキだっ!! d(>∀<)
2007年08月27日 15:25
華莉夢様☆こんにちは

そうなんですよぉ~
普段はだだっ子でやんちゃ坊主なのに
いざとなると大人っぽくなる疾風です(笑)
だから彩ちゃんは振り回されてるけど
まんざらでもないですね(笑)
イラストいいですか?
でも汚いです(汗)

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