オリジナルBL小説『銀色の満月』6

※この小説はフィクションです。
18歳以下の方の閲覧を禁止いたします。



【後悔】

(まだ信じられない・・・)

目の前の薫はペロッと唇を舐める。
その艶めかしい姿を翔太は呆然と見つめていた。

頭の中が真っ白になり今は何も考えられない
いや、考えたくはなかった。

あれから薫が翔太の雄を美味しそうに口に含みながら
翔太の顔を見上げられて
いきなり薫の口に欲望の蜜をはき出してしまった。

それなのに薫はまるで猫のように翔太の体に寄り添っている。

翔太は達くときにビクビクと体を震わせてその姿を薫に見られたので
恥ずかしくてたまらなかった。

「どう?みんな上手いって言ってくれるんだ」

やっとなんとか制服を整え終わると薫がそんなことを言うので
翔太は目を見開いた。

「みんなって・・・君は誰にでもこんな風にするの?」

と薫の顔を見たが真っ直ぐに見つめ返されると
すごくばつが悪くて翔太は逆に目を逸らした。

「いや・・誰でもじゃないけど・・僕が良いと思ったらね」
そう答える薫がなぜか男らしく見える。

「それよりどうだった?またしてくれる?」

(この子絶対おかしい・・・いかれてるよ!!!)

翔太は両手で薫の腕を掴んだ。
「いいか、ここは学校で僕はここの生徒会長だ。
もしもこんなところを誰かに見られたらどうなる?!
それに君も複数の人にこんな行為は良くない。
こういうことは誰か好きな人とやればいいんだ」

翔太が一気にそう言うと薫の大きな瞳がうるうると涙ぐんだ。
それを見て翔太は慌てる。
「いや、別に君が泣かなくても・・・」

(泣きたいのはこっちなのに)

「とにかく、俺は生徒会室に戻る」
あまりの動揺につい俺という地のセリフがでてしまうが
翔太は全く気づかずに立ち上がった。

薫は座り込んだまま

「それじゃあ北条君だけにする」

「えっ?」

薫の言葉に翔太が振り向くと薫が抱きついてきた。

「こんなことをするのが誰かひとりだけなら僕は北条君ひとりにするよ」

「なっ!?」

翔太の唇を薫が塞ぐ。
翔太の瞳は大きく見開かれたまま
呼吸すらするのを忘れてしまいそうだった。

ここに来てしまったことを後悔しても遅かった。


<つづく>

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この記事へのコメント

ゆの
2009年01月17日 16:00
るる様☆こんにちは

>「それじゃあ北条君だけにする」
流石の生徒会長クンもこんな甘い囁きには
グラっときてしまうのでしょうね・・・
小説の保管場所・・・
すぐに読めるメリット 一まとめで読みやすいメリットの別館
う~ん どちらも捨てがたい
みつき
2009年01月17日 19:19
こんばんは。
なんか、物凄い展開になってませんか?(汗)
薫ちゃんは誘い受けだったのですか・・・・
意外でした。。。
るるさんの書くキャラには珍しいような?
かなり好きです。
これから何をしてくれるのか楽しみです
るる
2009年01月18日 21:58
ゆの様
こんばんは
本当に薫は困った子です(笑)
天然なのか?策略なのか?
今は言えませんけどね。
翔太もたじたじです。
小説はまとまっている方が
読みやすいですよね。
るる
2009年01月18日 22:01
みつき様
こんばんは
そうですね、今回はちょっと違うかな?
薫はね困った子なんです。
やっぱりこんな子お好きですか?
楽しいキャラです。
お楽しみに!!
ありがとうございました。