テーマ:愛しい分だけ切ないから

「愛しい分だけ切ないから」第40話

事件の後、久しぶりに学校に行くために彩が着替えをしていると 携帯電話にメールの着信音が鳴った。 「あ、兄さんだ」 彩が少し嬉しそうに携帯電話の画面を見てメールを読んでいると 後ろからいきなり携帯を取り上げられた。 「どれ、何て書いてあるの?」 少し不機嫌な声が後ろから聞こえてくる。 彩は取り返そうと手を伸ば…
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「愛しい分だけ切ないから」第39話

※今回は18禁とさせていただきます。18歳以下の方、BLが苦手な方は読まないでください。 念のため反転で書きます。 疾風は彩に軽く触れながら 強い刺激を与えてはくれない 焦らされながら愛撫を続けられると どうしようもなく切ない感じが生まれてくる。 「はやて・・・」 「何?せんせーちゃんと言わないとわから…
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「愛しい分だけ切ないから」第38話

※注意!!このお話はBLです。苦手な方はご遠慮下さい。  また今回の内容は性描写を含みますので18歳以下の閲覧は禁止します。 風希を見送った彩に疾風は呟く 恐る恐る彩が振り返ると 飛びかかるように疾風に抱きしめられて顔中にキスされた。 「や、やめろ、疾風」 「だめ、絶対解放しない」…
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「愛しい分だけ切ないから」第37話

疾風の腕がきつくなり彩を手放すまいと 必死なのが彩にもひしひしと伝わってくる。 (うれしい) それが正直な回答にも関わらず 余計な思いだけが空回りし続ける。 それではいつまで経っても相手には伝わらない・・・ 彩は以前かおり姉様に 「あなたは昔からそういう子だったわね。肝心なことはいつもひとりで抱え込んでしまって…
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「愛しい分だけ切ないから」第36話

「え?!」 動きを止めた疾風に彩は驚いた。 一体何があったんだろう? 間もなく疾風の手が彩の首筋を辿る。 「何をされたの?」 「それは君の想像に任せるよ」 疾風の問いかけに彩が答えるよりも早く、 キッチンへ行ったはずの風希が答えた。 「お前は?!」 「僕は風希。彩の大好きなお兄さんだよ」 …
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「愛しい分だけ切ないから」第35話

彩のマンションまで運転して車を走らせると 風希はマンションの地下にある駐車場に車を止めた。 「少しくらい部屋に入ってもいいよね」 目を細められるとなぜか断れない 彩は薄く笑いながら頷いた。 2人で1回のエレベーターホールからエレベーターに乗ると 風希は彩のウエストに腕を回してきた。 そのまま腕を引き寄せれば簡単に抱…
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「愛しい分だけ切ないから」第34話

「どうしようかな」 (やはり) 風希は自分から家に帰してくれると持ち出しておきながら 何か条件をつけるつもりだと彩は悟った。 爽やかに微笑むが彼の言葉が怖い。 「ああ、そうだ疾風君のところまで送って行ってあげるよ」 「えっ?!」 しかし、彼の言葉は意外と素直な内容で彩は逆に驚いた。 「どうしたの?僕はそん…
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「愛しい分だけ切ないから」第33話

風希の声で顔を上げると 見慣れた景色が彩の目に映し出された。 藤井家の別荘 子供の頃に良く来ていた。 そこは楽しい思い出がたくさん詰まっているはずの 懐かしい場所だった。 しかし、彩の住んでいるマンションからは2時間近くかかる場所にある。 当然学校や疾風の家からも遠い場所だ。 夏にはまだ少し早い梅雨のこの…
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「愛しい分だけ切ないから」第32話

ブログ村リンク 彩は風希に連れられて駐車場まで来ると そのまま車の助手席に乗せられた。 彩も兄のことは好きだった。 あんな事がなかったら、こんな気持ちにはならなかったはずなのに そして、事件後の兄の失踪・・・ 全てが風希にとってマイナスだったと、彼は気づいているのだろうか? 運転席に座った兄の横顔を見な…
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「愛しい分だけ切ないから」第31話

「あっ、失礼・・・でも約束なんで」 北条翔太が突然入ってきた。 「この部屋は僕達の聖域です。もし不純な行為をお望みでしたら どこか他へ行ってください。どこで何をなさろうと僕には関係ありませんから」 「ほう、お堅い生徒会長殿にそこまではっきりと言われてしまっては 出て行くしかなさそうだね。彩、行こう」 一瞬彩は…
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「愛しい分だけ切ないから」第30話

両手で自分の体を抱えるようにして彩は呟いた。 「どうしてこんなところに・・・」 「お前に会いたかったんだ。彩、喜んでくれないの?」 兄の風希(ふうき)は両手を広げて近づいてきた。 しかし、彩はガタガタと震えている。 そのまましゃがみ込むと 「許して・・兄さん・・・」 「何を言っているんだ彩、僕は何もしな…
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「愛しい分だけ切ないから」第29話

「先生、紅茶飲みますか?」 彩の受け持つクラスの風早薫がソワソワした 彩の様子を気遣って声をかけた。 その笑顔を見て生徒に気を使わせた自分が情けない 「もらおうかな」 不安を感じさせまいと笑顔でそう答えた。 「じゃあ、少し待っていてくださいね」 薫は部屋の奥へと入っていった。 程なくして湯気の立つカッ…
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「愛しい分だけ切ないから」第28話

「くそっ!!」 暗闇の部屋の中で疾風は目を覚ました。 気づくと両手両足は縛られて拘束されている。 藤井と約束をしたのに連絡すらとれないなんて・・・ くやしさに唇を噛みしめた。 「ここはまだ学校なのか?」 疾風にとっては翔太と学校の教室で会話していたのが 最後の記憶だった。 辺りを見回してみるが暗く…
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「愛しい分だけ切ないから」第27話

“帰りにまた寄る” という疾風からのメールを受けとっていた藤井は もうとっくに来てもいいはずなのに姿をみせない疾風を心配していた。 「どっかに食事でも行ったのかな。それとも、呆れてもう・・・」 そう呟くと窓のところに立って外を眺める。 マンションまで続く道には人影すら見えない。 そのまま空を見上げて月を見…
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「愛しい分だけ切ないから」第26話

「あれ、井上疾風?」 いきなりフルネームで呼びかけられて ちょっと不機嫌な顔で疾風は振り向いた。 「翔太」 生徒会長でクラスメイトの北条翔太が 特別教室の並ぶB棟から続く渡り廊下を歩いてくるのが見えた。 しかし、今はあまり話したい相手ではなかったので そのまま昇降口に向かおうとすると 「少し話があるん…
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「愛しい分だけ切ないから」第25話

「おっ、疾風!今日どこから来た?」 剣道部の練習が終わって、ロッカーで着替えていると クラスメイトでもある岡本秀に疾風は話しかけられた。 「なんで?」 「今日電車に乗ってたら、疾風がいつもとは違う駅から乗ってきたからさぁ」 疾風は藤井のマンションから、ずっと藤井のことを考えながら学校に来ていた。 移動中の電車の中…
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「愛しい分だけ切ないから」第24話

「どうしてあなたは、そう何もかも抱えこんでしまうの?」 疾風が部活のために部屋を出て行ってから 間もなく、予告もなく現れた藤井の姉のかおりは ひとりで紅茶を入れながらため息混じりにそう言った。 「だってあいつはまだ17歳ですよ。」 「へぇ~、生徒さんだったの」 「あっ、しまった。姉様の前だとつい口を滑らせてしまい…
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「愛しい分だけ切ないから」第23話

コーヒーの香ばしい香りで目が覚めた。 疾風は一体いつの間に起きたのだろう 昨日泣きながら眠ったせいで 瞼が腫れぼったい気がした。 窓から差し込んでくる光が白く感じられる 「あれ、起きたんだ」 疾風が気づいてベッドの側に近づいて来た。 高校生なのにやけにこういう行為に慣れている感じが憎らしい。 わざと疾風に背を…
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「愛しい分だけ切ないから」第22話

家に帰ると彩は風希の部屋に連れて行かれた。 そこでやっと風希は腕を放してくれた。 「オレはお前達とは血が繋がってはいない」 風希はそれだけ言うと いきなり彩をベッドに押し倒した。 彩にはとても信じられない (いつも優しい兄さん・・・どんなに父や母に冷たくされても 兄さんだけはいつでも僕の味方だったのに) …
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「愛しい分だけ切ないから」第20話

彩は心地よいぬくもりで目が覚めた。 疾風の腕が彩の体を包み込むようにまわされている こんなにゆっくり眠れたのは久しぶりだった。 いつも暗闇であの悪夢にうなされていた。 でも昨夜、疾風に抱かれたおかげで 意識を手放すように眠りについた まま朝まで目覚めなかった。 彼に感謝するべきだろうか? ただ、不安なことは 疾風に…
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「愛しい分だけ切ないから」第19話

※このお話はフィクションです。実在する人物・団体などとは一切関係ありません。 ※また、ボーイズラブで18禁です。予め大丈夫な方のみ下へ進んでください。 先程垂らした液体を双丘の狭間に滑らせた。 そのままぐいと両足を持って両方に開く 「・・あ・・やぁ・・」 誰にも見られたこともないような場所があらわになり…
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「愛しい分だけ切ないから」第17話

※この小説はボーイズラブです。 また、18禁ですのでご注意下さい。 「・・っ・・・あぁぁ・・」 一瞬、頭の中が真っ白になるような 脱力感に足元から崩れ落ちた。 疾風は藤井のはき出した蜜を飲み込んでから ぺたんと絨毯の上に座り込んだ藤井を抱き上げる。 「あや、これからだよ」 抱き上げられながら、耳元…
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「愛しい分だけ切ないから」第16話

※BL小説です。一部過激な表現がございますので18禁でお願いします。 苦手な方は読まないでください。 「いいよ、せんせーそれならオレにキスして」 「は?!なんでそうなる?」 「じゃあやっぱり」 「わかった」 疾風の誤解を解きたくてなぜかそんなことを言っていた。 あれ?何か変じゃない?これ疾風にあやつられ…
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「愛しい分だけ切ないから」第15話

「藤井先生は彩さんっていうんですよね。 何か女の子みたいで可愛いですね」 居酒屋の歓迎会では隣に座っていた新人の新田が声をかけてきた。 新田は今年教師になったばかりの新人であり、 去年教師になったばかりの藤井にとっては1年後輩の女性だった。 大学出たばかりでまだ教師と呼ぶには少し迫力に欠ける 少し小柄なイメージの女性だっ…
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「愛しい分だけ切ないから」第14話

~あれから1年~ 結局歓迎会にでるはめになってしまった。 他の先生方と校門のところまで来ると 見慣れない男が立っていて、学校の中の様子を窺っていた。 藤井は不振に思い彼に声をかけた 「あの、何か用でも」 すると彼は長い髪をかき上げてフッと微笑んで藤井を見つめた。 「へぇ、この学校はレベルが高いね。君は教…
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「愛しい分だけ切ないから」第13話

※このお話はオリジナルBL小説です。 翌朝、身支度を調えて鏡の前でネクタイを首にかけると 『せんせーのネクタイは俺がしめるから、学校に来るときも自分でしないで、 俺にしめさせてくれない?』 と言った疾風の言葉を思い出した。 従うわけではないが、昨日の疾風の行動が気にかかる。 ネクタイをカバンに詰め込んで、早々…
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「愛しい分だけ切ないから」第12話

「せんせー」 疾風の息がかかるほど間近にあった。 「よ、よせ・・」 ところが疾風はプッと吹き出して鏡だらけの壁を見ながら 「せんせーってかわいい」 年下の生徒にからかわれたみたいで少しムッとした藤井は 疾風から顔を背けた。 しかし、ここは鏡貼りでどこを向いてもその顔が見えてしまう。 疾風はやけにうれしそうに、そんな藤…
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「愛しい分だけ切ないから」第11話

※この小説はオリジナルボーイズラブ小説です。 「せんせー、ここ?何か高そうじゃない」 疾風はオートロックのエントランスを見ながらそう言った。 「普通じゃないのか?」 藤井は逆に疾風に聞き返すと疾風は呆然と 「少なくても俺の知っている奴でオートロックの家に住んでるのは、 翔太ぐらいか?あいつの家は屋敷だからな」 「北…
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「愛しい分だけ切ないから」(オリジナルBL小説)第10話

(忘れてた、井上の奴が一緒に帰ろうって言ってよなぁ) まだ初日だというのに何がどうなっていることやら・・・ とにかくこれからそんなクラスをまとめていくのだから誰かの協力は必須だし、 だからといってそれが疾風だとは限らないけど・・・ 疾風のことを思い出すとなぜか体が熱くなってくる 中途半端なまま放置されたおかげで ちょっとした…
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